大阪市城東区 社会福祉法人くれない学園
くれない保育所(統合保育、生活習慣、健康)

くれない保育所ブログ

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10月13日~14日  4・5歳児一泊保育 吉野へ行きました

13日金曜日の出発の時は、雨が降りそうなお天気でしたが、みんなを乗せたバスが走るに連れて空が明るくなってきました。バスの中では歌を唄ったり、手遊びをしたり、ゲームをしながら行きました。
橿原市昆虫館につきましたが、雨が予想されたので昆虫館を見る前に、大きな広場を走り回ったり、アスレチックや滑り台・ロープで作ったジャングルジムなどで遊ぶことにしました。子どもたちは、いつもと違う雰囲気の中で楽しんでいました。
お昼ご飯の時間になるとお母さんに作ってもらったお弁当をリュックサックから出して、嬉しそうに食べていました。
昆虫館では、昆虫の住んでいるところが再現されていたり、標本の展示などがあり、また、温室の中に蝶々が放されていました。蝶々が飛んでくるのを怖がっている子、蝶々を追いかけようとしている子、温室内で花の蜜を吸う蝶々に興味津々でながめている子など、みんな楽しく過ごしました。宿までバスで移動しましたが、お昼寝タイムだったので、みんなスヤスヤと眠っていました。
宿に着くと、さっそく学年、男女別で温泉に入るため、先生からいつもと違う場所なので衣服の着脱や置く場所の話を聞きながら、子どもたちは自分のことは自分で一生懸命していました。また、大きなお風呂の温泉を見て、子どもたちは大はしゃぎしていました。
お風呂から上がり夕食にしましたが、少し時間が早かったにもかかわらず、昆虫館やお風呂で遊んでおなかが減っていたのか、あっという間に平らげてしまい「おかわり。」と手を挙げてご飯をもらう子もいました。
夕食後、子どもたちは大きなお部屋で初めて座禅を経験しました。お坊さんから座禅の組み方の説明を聞き、そのままの姿勢で10分間、おしゃべりをしないで背中を伸ばし、目を軽く閉じるようにお坊さんに言われて、何人かの子供たちが注意を受けながらも、すぐに直して全員が10分間、座禅をすることが出来ました。
お坊さんからは、「よくできましたね。」と褒めてもらい、また、色々なお話をいただきましたが、その中で「良いことも悪いことも神様は見ていますよ。誰も見ていなくてもお利口さんでいて下さいね。」とお坊さんが言われ、子どもたちが元気よく「ハーイ」と答えていたことが印象的でした。
お部屋に戻りハミガキを済ませ・パジャマに着替えた後、先生たちのペープサートによる『ブレーメンの音楽隊』を、みんなは聞き入るように静かにして見ていました。
そして、お友達とともに布団の中に入りゆっくりと眠りにつきました。吉野の夜は寒いので風など引かないかと心配していましたが、暖かい夜で大変良かったです。
朝食前に、クラスごとに並んでお寺まで散歩に行きましたが、子どもたちは、お坊さんやお参りに来ている人たちに「おはようございます。」と、ご挨拶をしていました。宿に帰る時に雨が降り初めたので、日頃のマラソンのおかげか、みんな元気に走って帰りました。
朝食でも夕食と同じように、ご飯をお替りする子どももおり、残さずに食べました。
帰りのバスでは、少し疲れが出たのか、みんな眠って園まで帰って来ました。
保護者の方にはご心配をおかけしましたが、熱を出す子どもも見られず、ケガもなく無事に一泊保育が終わりました。
子どもたちは、アスレチックなどで遊んだこと、公園でお母さんの手作り弁当を食べたこと、大きなお風呂にみんなで入ったこと、初めて座禅を組んだことなど、楽しい思い出がたくさん出来たことと思います。また、私たちは子供たちの笑顔にたくさん出会う事ができ、本当に良かったです。

| お知らせ | 4:58 pm |