大阪市城東区 社会福祉法人くれない学園
くれない保育所（統合保育、生活習慣、健康）

　10月19日（金）〜20日（土）
　4歳児・5歳児の一泊保育に信貴山のどか村・信貴山観光ホテルに行きました。
朝はとてもいいお天気で、子どもたちは朝早くに起きて｢早くいこう。｣とお母さんたちの手を引いて園にやって来ました。
一泊保育は、どんな所でどんなことをするのか、出発までに色々話を聞いているのか本当に楽しみにしているようでした。
　みんなが早く来てくれたので、早く出発することができ、バスの中では歌を唄ったり、ゲームをしたりして、信貴山のどか村に行きました。
　のどか村では、一番初めに芋掘りをしました。一人一株のお芋でしたが大きいお芋や小さいお芋とたくさん取れました。子どもたちは手で土をかき分けお芋を土の中からおらないように頑張ってしていましたが、途中で諦めて「せんせいやって」「でけへん」と言ってくる子供には「こうして土を取っていくんですよ。」「いっしょにやろ。」と声をかけながらお芋を掘っていきました。子どもたちはとてもうれしそうに目をキラキラさせながら大喜びの子どもたちでした。

　お芋掘りが終わり、お弁当の食べる場所まで歩いていきました。オレンジ色の花や赤色の花が咲いているのを見ながらお弁当の食べる場所までいきました。
　ベンチに座り、子どもたちはお母さんたちが作ってくれたお弁当を友達と楽しくお話をしながら食べていました。やはり、お母さんたちの作ってくれたお弁当は美味しかったのかいつも以上に早く食べ終えていました。学年ごとにお散歩に出かけたり、大きなアスレチックで遊びました。

お散歩ではバッタやカマキリコオロギなど大きな声をだして、「待って待って」と言いながら取っていました。苦手な子どもと好きな子どもと２つに分かれてしまっていました。特に女の子は見るなり「キャーキャー」と言って逃げていました。
　のどか村は3時頃に出発し、近くの信貴山観光ホテルにつきました。みんなホテルの前に整列して 「おねがいします。」とご挨拶して、お部屋に入りました。
　すぐに、お風呂の準備をし、男の子と女の子に分かれて入りました。
　少し休憩を取った後、先生に絵本を読んでもらっている間に晩御飯ができたようです。いつも、椅子で食事をしている子どもが多いのか、なかなかきちんと座って食べれず、足を出したり、あぐらを組んだりして食べていました。ほぼ終わったので「ごちそうさま」をしました。廊下に出ると真っ暗になっているのに気が付いた子どもたちでした。
　お部屋で少し落ち着き、座禅をするお部屋入りました。疲れているのか目をつむるとウトウトとしてしまう子供もいました。

　パジャマに着替えたり、ハミガキしたりしました。お布団が敷かれている所に集まり、夜の集いがはじまりました。先生が手品をしていると「わー。」と歓声が上がり、その後の人体切断イリュージョンになると今まで以上の歓声が上がりました。びっくりして泣いてしまう子供もいました。子どもたちは楽しかったようです。
布団の入ると疲れていたのかスッと眠りにつきました。

　次の朝は6：30に電気をつけるとぐずぐずいうことなく目覚めてくれていました。
　予定通りお散歩に出かけました。いつもよりも空気が冷たく感じましたが、子どもたちは元気一杯でお話をしながらお散歩に行きました。石段を一歩ずつ上り灯篭についているカタツムリを見つけて「先生取って」言ったり、バッタをみつける子どもたちでした。大きな橋を渡り、下を覗き込みととても怖かったです。
　お散歩から帰ってくると朝ごはんが用意してありました。机に向かいみんなで「いただきます」と言ってから食べ始めました。味付けのりが出ていたので、のりにご飯をのせて、くるんで自分なりに食べていました。「ごちそうさま」と言い食べ終わりました。
　その後の朝の集いでは、先生たちの最初の服などの姿・形と、次に隠れて出てきたときの先生の姿・形などの違い探しをしました。子どもたちはじーっと見て「ここ」「あそこ」と指をさして、楽しそうに答えていました。
　荷物の整理を済ませて、ホテル前に整列して「ありがとうございました。」と感謝をのべてバスに乗り込みました。ホテルの人たちやキャラクターの「しぎとら君」がお見送りしてくれました。
　子どもたちはバスの中でゆっくりと過ごして、みんな元気に保育園へ戻ってきました。
　最後に、子どもたちが、お母さんから離れての一泊保育の思い出、経験を生かしてよりたくましく元気に育っていくことを願うとともに、今後も、子どもたちに何が大事なのか考えた保育を進めていきたいと思います。